区画整理事業地内の土地を買う!

平成が始まったその年に、私は生まれて初めて土地を買い家を建てる決心に迫られました。世の中好景気、買った土地は必ず値上がりすると言う、異常な時代でしたから。その真っ只中、区画整理事業地内の高倍率の土地抽選に当ったのが運のつき!その後、ご存じの通りバブルが弾けて・・・・・

 

 魅力ある,  夢ふくらむ街 区画整理事業地内の土地!

 

平成13年、都心とつくば(茨城県の研究学園都市)を結ぶつくばエキスプレスが開通した沿線に常総ニュータウンという区画整理事業が施工された美しい街並みがあります。私がそのニュータウンの1区画を購入した当時の事業者は「住宅・都市整備公団」と言う名称でしたが、現在は改組・統合され「UR都市再生機構」となって、TVでも賃貸住宅のコマーシャルをよく見かけますね。

 

区画整理された街並みは、ゆとりある道幅や整備された美しい公園、大型商業施設、学校用地等々、魅力ある計画された住宅街であることは間違いなしです! 日本全国で施工されている区画整理事業の整備前は、戦後建てられた住宅密集地帯だったかもしれませんし、畑や雑木林、荒地だったかもしれませんね。区画整理事業は何十年も時間をかけ、その所有者との交渉を経て街が生まれ変わるのですから、土地の所有者さんには価値が上がるという大きなメリットがありますよねー。従って、本換地(区画整理事業が終了する事)の時点で、所有者は精算金という結構な金額を払うような区画整理事業もあるんですよ。また、事業の運営状況が悪く、資金を調達する場合にも徴収されることもあるそうです。(私の場合は有りませんでした)

 

よくあるケースですが、本換地になる前に、所有者さんは第三者にその土地を売却し、新たに購入した人が家を建てて住み始めます。数年後に本換地、そして精算金が発生!「あれ?精算金は誰が払うの?家を建てるのに貯金はほとんど底をついているし・・・」と、言うことにならない様に、「精算金」については購入前に必ず確認する重要なポイントです!

 

ちなみに、当時私が土地を購入したときには、こんな条件がありましたよ。①独身者は買えない→両親に家を売却してもらい引っ越して来てもらいました。(婚約者がいれば証明書の提出をすればよかったのですが・・・)②10年間は売却できない(値上がりするのは当たり前の時代でしたから、投資目的で購入することを防いだわけですね)

事業団体によって、異なる条件があるかもしれません。

その点もご注意を!                             スタッフ:まる

 

 

 

 

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