ISRコンサルティング管財

抵当権の消し忘れにご注意

住宅ローンの金融機関からの借入金を完済している場合、

「抵当権の抹消手続き」が必要なのはご存じですか?

 

すでに完済して何年か経っている場合

①金融機関又はその保証会社等の抵当権者から

交付された抵当権抹消書類が手元にある場合

 

それをそのまま使用して手続することが原則可能です。

(但し、交付時期が平成17年以前のものや、

抵当権者が合併等により解散して現存していない場合は、

追加書類の交付が必要となることがあります。)

 

 

②抵当権抹消書類が手元にない場合

 

抵当権抹消書類を再交付するのに、数週間かかることが

ありますし、その後の抵当権抹消登記についても、

登記完了までの期間が通常より数日~1週間ほど

長くなることになります。

 

不動産の相続や売却をしたいと思って、いざ登記簿謄本を

取ってみると、抵当権の消し忘れが発覚し支障となる

ことが少なくありません。

 

抵当権の消し忘れにご注意

 

執筆者:ちばPMA相続サポートセンター K.N

 

自分が買って、自分で住宅ローンを完済した不動産なら、

忘れることはないかもしれませんが、相続などで不動産の

売買をお考えの方は、余裕をもって抵当権抹消されて

いるかご確認ください。 2022.9.10

 

 

※上記、掲載内容は投稿時点でのものです。

情報改定や法令改定等により、掲載情報が変っている

場合がありますので、ご確認をお願い致します。

 

PMA相続メルマガ+相続あれこれ相談