太陽光発電投資と収益不動産投資の違いは?
今では大分、注目度も平準化してきましたが、一時
は電力会社の買取単価も高く、現物投資として注目
されていた太陽光発電投資。
投資は、他の投資と比較基準を同一にして比較して
いいか悪いか判断する必要があります。
では、具体的な比較を見てみましょう!
◆太陽光発電の収支
投資総額1,000万円・NOI(純収入) 80万円
利回り8%と仮定します。
◆収益不動産の収支
投資総額1,000万円・NOI(純収入) 60万円
NOI利回り6%と仮定します。
これだけ、見ると太陽光発電投資の利回りが高く
太陽光発電投資を選択しがちですが、実際の収支
は下記の表になります。
この表でわかるように、太陽光は20年後に600万円
の手残り(80万円×20年−投資額1,000万円)となり
ます。
対して不動産は賃料の下落が毎年0.5%として計算
し、最終的に売却した金額と合算すると920万円
の手残りということになります。
このように、投資は入口の投資額、投資中の収入
最後の売却した場合の収入があるものと無いもの
では最終収益が違ってくるということです。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター 佐藤 浩之
いかがですか? 表面的な利回りだけに着目して
比較対象を持たない投資は、あ~こっちを選択し
ておけばよかったな~ なんてことになります。
太陽光投資が悪いということではなく、投資をする
前に他の投資と比較する習慣を身に付け、冷静な
資産形成をして下さいね。 2022.9.25
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