ISRコンサルティング管財

借入金利と実質実効金利の違いにご注意

住宅ローンを借りる時に比較検討する基準は、当然

借入金利ですよね。

 

では、借入する際に支払う、銀行手数料等の諸経費

を加味して金利を引き直したものが、実質実効金利

というものです。

 

表向きは金利が安くても、総合的に見た場合、他行

の金利の方が結果、安かったなんてことも現場では

起こってますが、殆どの方が気づかず、借入金利だ

けで融資契約を行っているのが現実です。

 

では、そのカラクリを実際の例で説明します。

 

借入金利と実質実効金利の違いにご注意

 

◆借入例 銀行A

借入期間35年・変動金利0.75%・借入額4,000万円

融資手数料 融資額×2.5%=1,000,000円

 

◆借入例 銀行B

借入期間35年・変動金利0.85%・借入額4,000万円

融資手数料 33,000円

 

実質実効金利の答え

銀行A=金利0.90%

銀行B=金利0.86%  

 

銀行Bが銀行Aの金利を実効金利で逆転しました!

 

 

ちばPMA相続サポートセンター 佐藤 浩之

 

これから大金のローン借入を検討している皆さん

この実効金利を営業の方に計算して貰い、本当に

お得なのかを数字で判断して下さいね。

 

借りた後の繰り上げ返済手数料や優遇金利がいつ

まで続くのか等もチェックしてみて下さい。

2022.10.15

 

 

※上記、掲載内容は投稿時点でのものです。

情報改定や法令改定等により、掲載情報が変っている

場合がありますので、ご確認をお願い致します。

 

PMA相続メルマガ+相続あれこれ相談