賃貸物件の設備の修理費
最近は、貸室内の設備が充実した賃貸物件が多く
なっています。
賃貸期間中にエアコンが故障するなどの事態は、
起こりえるものです。その場合、修理費用等は、貸主
・借主のどちらが負担するのでしょうか?
原則として賃貸人が修理費用を負担します。
賃貸人側は、設備を充実させその分賃料を高くする
など、貸室内の設備に見合う賃料設定を行っている
ので、設備に支障が生じれば賃貸人側が修理をする
のが公平であるとされています。
例えば賃借人の子ども同士がけんかをし、エアコン
などのリモコンを投げつけ破損させた場合の修理・
交換費用は賃借人の負担となります。賃借人の責に
帰すべき事由によって修繕が必要になった場合には
賃貸人に修繕の義務はなく賃借人の負担となります。
例外 貸室内の設備が従前の賃借人が持込み、残地
したものの場合、賃貸人も賃借人もそれを利用する
ことはできても、修繕義務を負うべきものではあり
ません。単なる残置物かどうかどうかは、賃借人
にはわからないことが多いので、賃貸借契約書で
確認してください。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター H.M
夏場の暑さ、冬場の寒さにエアコンは欠かせないので
故障などで使えなくなると困ります。
賃貸物件の設備の修理費などは賃貸人負担ですが
故障にならないように大事に利用したいです。2022.12.09
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