景気の変動に伴う不動産投資の利点
運用というべきか、投資というべきか
投資と聞くとハイリスク・ハイリターンのイメージ
をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
投資はしっかり投資先のリスクを理解して始めれば
そんなに怖いものではありません。
今回は、不動産投資の利点を景気という大きな
観点から見ていきます。
景気は10年や20年ほどで良くなったり
悪くなったりしています。
各種、投資商品も景気の変動に引っ張っられる
傾向にあります。
投資の時期が景気の波のどの時点で投資したのかを
ある程度理解しておく必要があります。
下記の図をご覧ください。
(図の見方)
・黒のラインが景気変動
・緑の〇が投資時点
・青ラインと赤ラインの間が投資収益(インカム益)
・黄色ラインと青ラインの間が節税確定分
株などの投資は、赤ラインより上の部分で売却した
場合に限り、利益(キャピタルゲイン)が確定します。
※配当金などのインカムは、青と赤のラインに該当
不動産の場合、赤ラインと青ラインの間の賃料収入
が比較的大きく安定しているため、青ラインより
上で売却すれば、基本的に損は発生しません。
また、黄色ラインと青ラインの間は、現金(時価)
を収益不動産にすることで、相続税評価が3割~
5割ほど下がるのが一般的です。
図のように投資時点で相続評価が下がった分
節税になった有益部分が確定します。
また、株や仮想通貨などは破綻や急下落などにより
最悪はゼロになるのに対して
不動産は土地や家屋は、現物投資のため
無くなることはありません。
このように不動産投は資産運用の中では比較的
有利なものであるといえます。
ちばPMA相続サポートセンター 佐藤 浩之
分かりやすくする為に、オオザッパな図解説明に
なりましたが、なんとなくでもイメージは伝わり
ましたでしょうか?
もちろん、実際に不動産投資する際は、投資先の
不動産単体ごとに収益性や法令リスク、契約状態
などを把握し、リスクを理解したうえで投資する
必要があります。
収益不動産の分析は、専門知識も必要なため
不動産に詳しい専門家に相談しながら、投資される
ことを切に願います。 2022.12.25
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