排水管不良
排水管の不良による漏水は、主に「詰まり」「脱管」
「老朽化」が想定されます。
「詰まり」に関してはよくあるパターンが、入居者が
トイレを詰まらせたり、台所の排水を詰まらせたり
してしまうものです。
この場合、基本的には入居者の過失となり、費用
請求も入居者にすることになります。
しかし、明らかに便器に物を詰めてしまった場合
には、入居者も見に覚えがあるためもめることは少
ないですが、トイレでも台所の排水でも敷地にある
マンホールから汚水が噴き出ているとなると、入居者
の過失とも言い切れなくなります。
排水系の詰まりに関しては、長年の汚れが管に溜まり、
特に冬場になると塊ができて詰まりを発生すること
があります。
他にも植物の根が管の中で育ってしまい、流れをせき
止めることもあります。
よくある例が、台所の排水詰まりです。一般的には
排水にネットをかけて細かいゴミを流さないように
するのが常識かと思いますが、排水口に生ごみや油
を流してしまったり、洗面所の排水に歯ブラシを詰
まらせたりしたケースもあります。
入居者の使い方に原因がある場合は、費用が発生
します。
排水管に不良が発生したら原因究明することが大切
です。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター H.M
日々、排水管が詰まらないように気を付けて使用
したいですね。
マンション等では、当たり前におこなわれている配管
掃除ですが、戸建住宅でも同じように、配管掃除をする
と詰まりの予防になります。
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