ペット一時預かりボックス
アメリカに次いで、ペット産業の規模が世界2番目
のブラジル。
全世帯の62%が1匹以上のペットを飼っているそうだ。
ブラジル最大の商業都市サンパウロでは、富裕な
地区を中心にペットフレンドリーな商業施設、
飲食店が増えており、『無料のペット一時預かり
ボックス』の普及が注目されているそうだ。
ボックスは、大手量販店チェーンや薬局チェーンの
店舗エントランス付近に設置している。
ユーザーは、アプリで位置と空き状況を事前に
確認でき、使用時はボックスのQRコードを読み
込めば扉の開閉と施錠が行える。
ボックス内には暑さ対策の送風機とビデオカメラが
設置されており、買主もボックス内のペット状態を
モニタリングできる。
抗菌塗料でコーティングされている上、随時
清掃員が巡回してペットの糞尿処理や掃除を行って
いるので、衛生面でも安心だ。
2022年11月現在、サンパウロでは120ヶ所に設置
されており、リオデジャネイロ、ヴィトリアなど
他州の主要都市にも設置範囲を拡大中だそうだ。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター K.N
ペットへの理解が進む、ペットフレンドリーな街の
お話でした。
お店の出入り口にリードで繋いでおいたペットに
逃げられた経験がある方にとっては、興味深いお話
ですね。 2023.4.1
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