借りるときに知っておきたいこと 契約時に必要な初期費用①
住まいを借りる契約をする際には、賃料の数ヶ月分
というまとまった初期費用が必要になります
契約時の初期費用には、様々なものがあります。
貸主に支払う費用をご紹介します。
礼金→貸主に支払う
礼金とは、貸主に住まいを貸してもらう謝意を表す
ものとして支払う費用です。一般的に賃料の1ヶ月分、
2ヶ月分の場合が多いですが、礼金を授受しないこと
もあります。礼金は、正式に賃貸借契約をする際に
支払うもので、退去する際に返還されません。
敷金など→貸主に預ける
敷金とは、新規契約の際、賃料や補修費用等の支払い
を担保する目的で、貸主が借り主から預かるものです。
一般的に賃料の1ヶ月分、2ヶ月分などという例が多く
なっており、賃料の滞納や、借り主に原因のある損傷
や破損などの補修費用がなければ、基本的には退去時
に全額返還されます。ただし、地域の取引慣習によっ
ては、敷金の一部を返還しないことを契約条件としてい
ることもあります。
前家賃→貸主に支払う
一般的に、賃料は翌月分を前払いします(ただし、
後払いの場合もあります)。そのため、契約時には、
次回の賃料支払日まで日割り計算した賃料を支払う
ことが一般的となっており、これを前家賃といいま
す。ただし、次回賃料支払日までの日数が少ない場合
には、その翌月の賃料も合わせて支払うこともありま
すので、事前に確認しておく必要があります。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター H.M
初期費用には、様々なものがあります。物件選びに際
しては、賃料だけではなく、初期費用も含めて総合的
に判断したいです。2023.4.27
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