借りるときに知っておきたいこと 契約時に必要な初期費用②
住まいを借りる契約をする際には、賃料の数ヶ月分
というまとまった初期費用が必要になります
契約時の初期費用には、様々なものがあります。
不動産会社、保険会社等に支払うものを紹介します。
仲介手数料→不動産会社に支払う
住まい探しに当たって、不動産会社に仲介を依頼した
場合、貸主との契約時に月額賃料の0.5ヶ月分+消費税
の範囲内で仲介手数料が必要となります。なお、この
0.5ヶ月分というのは宅建業法上の原則であって、借主
の承諾を得れば、最大で月額賃料の1ヶ月分+消費税ま
で認められており、実際には1ヶ月分+消費税のほうが
多いようです。
損害保険料→保険会社に支払う
入居中に借り主の責任によって起きた火災や水漏れ
などの損害を、貸主や損害を与えた他の入居者など
に補償するために加入するものです。一般的に、借り
主の保険加入が契約条件となっていることが多くな
っています。
保険の種類によって、補償される範囲、補償額など
の補償内容は異なりますが、契約条件に合う補償内容
であれば、どの保険会社の保険に加入するかは、借り
主が選択できることが多いようです。
保証料→家賃保証会社に支払う
借り主に連帯保証人がいない場合に、連帯保証の代行
を家賃保証会社に依頼する際に支払います。万一、
借り主に家賃滞納があった場合は、家賃保証会社が
一定の範囲で家賃を立て替えます。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター H.M
賃料以外に、管理費(共益費)や駐車場、駐輪場の
費用が必要になる事があります。募集図面等に記載
されているので見落とさないようにしたいです。
2023.5.11
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