借りるときに知っておきたいこと 不動産広告の見方(基本編)1
不動産広告には、住まいに関する多くの情報が記載
されていますので、広告の情報を正しく理解するこ
とが、物件検討の入り口となります。
不動産広告の基本的な規約
表示規約では、不動産広告に表示しなければならない
事項や表示する際の基準が定められています。
基本的な規約について見ていきましょう。
1.所在地
新聞、雑誌広告などでは地番は省略されることもあり
ます。地番とは登記記録(登記簿)に表示された地番
のことで、一般的に使われる住居表示の番号とは異なる
場合があります。
2.駅等までの距離
徒歩による所要時間は、駅からの道路距離80mを1分
(端数切り上げ)として計算されます。信号の待ち時間
や歩道橋の上り下り、坂道、道路の横断などにか かる
時間は考慮されていません。また、改札口からではなく
物件にいちばん近い駅の出入り口が基準になるため、
ホームまではもっと時間がかかることもあり ます。
3.専有面積
㎡単位で延べ床面積が表示されます。マンションの
バルコニーや室内の天井を高くして2層式にした屋根
裏収納(グルニエ)などは、面積には入りません。
4.間取り
間取りを表す場合、4LDKなどの表示がよく使われ
ます。数字は居室の数を表し、Lはリビング、Dは
ダイニング、Kはキッチンを表します。建築基準法で
は、居室には採光や換気のための一定の間口が必要と
定められていますので、それを満たさない部屋は納戸
(N)やサービスルーム(S)と表示されます。
また、居室の広さを示す1畳は、1.62㎡以上の広さがあ
るという意味でなければならないと表示規約で定めて
います。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター H.M
徒歩による所要時間は、1分80mというのをこの仕事に
ついて知りました。あくまでも距離で計算されるので、
物件を決める前に、実際歩いてみてくださいね。
2023.5.25
※上記、掲載内容は投稿時点でのものです。
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