土地売却と「ふるさと納税」
節税対策のひとつに「ふるさと納税」があります。
利用している方も多いのではないでしょうか。
不動産を売却した年は、「ふるさと納税」の
チャンスというのはご存知でしょうか。
土地を売却して利益を得ると、多額の所得
(譲渡利益)が発生して、翌年多額の税金が発生
することがあります。
翌年納める税金の高い人ほど。「ふるさと納税」
の上限額が高くなるということです。
「ふるさと納税」の上限額は、給与所得だけに
限らず、全体の所得を合算して考えます。
例えば給与所得が300万円の場合は、300万円基準
の上限額までしか控除が利用できませんが、土地が
200万円で売れた場合は、合算して500万円基準
までの控除が受けられます。
所得の高い人ほど「ふるさと納税」の上限額が高く
なり、さらに高い節税効果が期待できるという事
です。
例年は上限額5万円の人でも、不動産を譲渡した
年に限っては、上限額が20万円というケースも
あります。
土地売却と「ふるさと納税」は一見無関係に見え
ますが、上手く利用するとかなりの節税効果が
得られます。
いくら上限額が上がるかは、不動産譲渡の中身に
よりますが、譲渡所得税が発生するケースであれば
確実に例年より上限額は高くなります。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター K.N
「ふるさと納税」の利用でお得になるかどうかは、
ケースによって異なるため、一概におすすめとは
限りませんが、今後不動産の売買を予定されている
方は、「ふるさと納税」のことも頭に入れてご検討
されてみてはいかがでしょうか。 2023.7.1
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