相続クイズ ⑥寄付
問題6.
法定相続人がいない人が、6,000万円の遺産を残して
亡くなりました。
基礎控除は3,000万円です。
遺言で、いとこが3,000万円遺贈を受け、残り
3,000万円は国へ。
この場合のいとこの相続税は次のうちどれでしょう?
① 相続税はかからない
② 基礎控除3,000万円を超えた部分に相続税がかかる
③ 3,000万円の死因贈与として贈与税がかかる
答えは
① 相続税はかからない
人に寄付した遺産は、相続税上の遺産からは
除かれます。
そのため、相続税上の遺産は、
6,000万円-3,000万円=3,000万円
相続税の基礎控除が3,000万円なので、相続税は
かかりません。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター K.N
生前に遺言書を書いておくことにより、自分が寄付
したい団体などに遺贈寄付をすることができます。
そして遺贈寄付には、節税効果などのメリットが
あります。
しかし、遺贈寄付にはいくつかの注意点もあります
ので、ご注意ください。 2023.8.26
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