せっかくの生命保険が役に立たない①
相続対策において、『生命保険』は
●分割対策
●納税対策
●節税対策
どれにも有効な万能選手と言われています。
しかし、せっかく生命保険に加入していたのに、
いざ相続の時に役に立たない、なんてことになら
ないようにご注意ください。
日本人の10人のうち9人は生命保険に入っていると
いわれています。
では、なぜいざという時に「生命保険が役に立た
ない」のでしょうか。
その1 じつは『傷害保険』だった
損害保険の一種である『傷害保険』を『生命保険』
と勘違いしているケースです。
『傷害保険』は、「偶然の事故」を起因とした
けがや死亡を補償する保険です。
よって、事故以外で亡くなった場合、(病気や
老衰など)では、保険金は出ません。
ちなみに、事故でなくなる割合は、わずか11人に
1人だそうです。
事故で亡くなった時しか保険金が出ないようでは、
有効な相続対策とは言えません。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター K.N
このほかにも相続対策としての『生命保険』には、
チェックすべきところがたくさんあります。
生命保険のプロでもなかなか気づかないことも
あります。
次回以降、そのほかのチェック事項もお伝えしたい
と思います。 2023.9.9
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