ISRコンサルティング管財

借りるときに知っておきたいこと 賃貸借契約書を結ぶ ①

 

契約の内容は、個々の契約によって異なるため、

契約後のトラブルが起きないように、契約条件が

正確に契約書に反映されているか確認することが

大切です。 

 

賃貸借契約の一般的な項目とチェックポイントを紹

介します。確認すべき事項はこれだけではありません。

疑問点があれば、不動産会社に「完全に納得できる

まで」確認しましょう。

 

 

(1) 契約期間と更新の定め

 

契約が普通借家か定期借家かを確認した上で、契約

期間を確認します。

契約の更新手続きや更新料の有無をチェック。更新

料が必要な場合は、金額、支払い条件も確認します。

 

(2) 賃料や管理費(共益費)の額、支払い、

滞納時のルールなど

 

賃料や管理費(共益費)の額と支払い方法、支払い

期日の確認。多くが振り込みや自動引き落としで、

翌月分を前月末日までに支払うことになっています。

滞納時に延滞金が必要な場合には、延滞利率につい

ても確認しましょう。賃料の改定(増額になるなど)

についての取り決めがある場合には、その内容も

確認します。

 

(3) 敷金など

 

敷金などが必要な場合には、その金額と返還に関

する手続きなどを確認します。敷金と退去時の原状

回復費用との精算をめぐるトラブルは多いの で、

原状回復に関する取り決めも含めてしっかりと確認

したいです。敷金については、地域ごとの取引慣習

により取り扱いが違う場合もありますので、事前に

確認しましょう。

 

 

(4) 反社会的勢力の排除

 

不動産取引からの「反社会的勢力の排除」を目的に、

反社会的勢力排除のための条項が導入されるように

なりました。国土交通省が平成24年2月10日に公表

した「賃貸住宅標準契約書」では、「貸主及び借り

主が、暴力団等反社会的勢力ではないこと」などを

確約する条項を盛り込んでいます。契約書の中に

条項が記載されているか確認しましょう。相手方

がこれらに反する行為をした場合は、契約を解除

することができます。

 

 

執筆者:ちばPMA相続サポートセンター H.M

 

今回は、契約のお金に関することを記載しました。

募集図面と諸条件等の間違いがないのか確認した

いです。2023.9.7

 

※上記、掲載内容は投稿時点でのものです。

情報改定や法令改定等により、掲載情報が変っている

場合がありますので、ご確認をお願い致します。

 

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