相続相談のタイミングは?①
相続の相談というと、なかなか重い腰が上がらず先延ばしにする方も多いのではないでしょうか。
「まだ元気だから」とか「今は考えたくないから」等、理由は様々です。
相続の相談には何かしらのきっかけがあります。
その多くは、「最近、体調がすぐれなくなった」「物忘れが多くなった」「身内に不幸があった」等、少し差し迫った理由が大半です。
実際に相続の相談を経て対策を進めていく中では、気力・体力・判断能力が必要なことも多く、「こんなに大変なのであれば、もっと早く相談すればよかった」という方もたくさんいらっしゃいます。
例えば、これまで相談対策でよく活用されていた暦年贈与については、税制改正により、生前贈与により取得した財産が相続財産に加算される期間が、相続開始前3年以内から7年以内に延長されました。
したがって、生前贈与を検討されている方にとっては、ますます時間をかけて相続対策を行うことが重要になります。
また、ご年齢によっては取り得る対策が制限されることもある為、相続対策においてはとにかく「早く取り掛かること」が肝要です。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター K.N
思い立ったが吉日。
「相続対策をしなければ」と身構えず、まずは気軽に専門家に相談をして、現状の把握を行いましょう。
そして、一つでもよいので実行に移すことで次の課題が見つかります。
2024.1.20
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