1R・1K・1DK・1LDKの違いと特徴②
1R・1K・1DK・1LDKの違いを具体的に説明しましょう。
1R(ワンルーム)
1Rは、1部屋で作られた最もシンプルな間取りです。
玄関と部屋には仕切りがないのが一般的で、玄関ドアを開けた際に部屋の中が見えやすいところがありますが、目隠し用にシェルフやパーテーションを置くなど工夫次第で暮らしやすくできます。
また、トイレ、洗面台、浴室がセットになった3点ユニットバスが設置されていることが多いのも特徴です。
1K(ワンケー)
1Rとの違いは、部屋とキッチンに仕切りがあるかどうかです。
1Kなら、料理をした際に匂いをキッチン内だけに抑えられます。
また、友人や訪問者が来てもドアを閉めれば部屋の中を見られず安心です。
さらに、ドアを閉めることで部屋の冷暖房の効率が1Rに比べて高いのも魅力です。
1Kには様々なタイプの部屋があり、ロフト付きや玄関奥にキッチンがあるタイプなど多彩で、1Rと比べバリエーションがアップします。
1DK(ワンディーケー)
独立したダイニングキッチンがあり、1Rや1Kよりも広いのが特徴です。
DKの目安は、居室が1部屋の場合は4.5畳以上8畳未満、2部屋の場合は6畳以上10畳未満と「首都圏不動産公正取引協議会」によって定められています。
料理を作る場所とご飯を食べる場所が一カ所で済むので、お部屋は寝室やゆっくりくつろぐための空間にできます。
1LDK(ワンエルディーケー)
1DKの「DK」の広さがグレードアップし、リビングダイニングキッチンとなったものです。
LDKの目安は居室が1部屋の場合は8畳以上、2部屋の場合は10畳以上のものと「首都圏不動産公正取引協議会」によって定められています。
LDKなら、キッチンとダイニング、ソファやTVなどをリビングにまとめ、もう1部屋はベッドルームとして独立させるなども可能なので、コーディネートの幅がより広がります。
部屋数(居室)が増えれば、数字の1が2,3…となります。
例えば、2Kは独立したキッチンがあり、別に居室が2つあるという具合になります。
DKとLDKの違いが分かりづらいですが、ダイニングキッチンが1部屋の場合、4.5畳以上8畳未満だとDK、8畳以上だとLDKに該当します。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター Y.S
部屋が広くなれば、ゆったり過ごせますが、家賃も高くなりますし、光熱費や電気代がかかったり、掃除するスペースが増えるますので、ご自分に合った間取りを検討しましょうね。
2024.2.5
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