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賃貸物件から退去するときの流れ ③

賃貸物件から退去するとき、どのようなスケジュール・流れで進めたら良いのでしょうか?
今回は3回目です。

【4】ライフライン、火災保険、駐車場の解約

それぞれのサービスに従いインターネットや郵便などで手続き 1週間前には済ませましょう。

電気、ガス、水道、インターネットなどを解約します。基本的には1週間前までに契約している会社に連絡をします。電気や水道など立ち会わなくても可能な場合もありますが、玄関がオートロックの場合や、ガスメーターが室内にある場合などは立ち会いが必要です。

また火災保険も契約内容を確認しておきましょう。

火災保険の解約日は賃貸契約の解約日と同じ日にするとよいです。引越し日に合わせてしまうと、万が一引越し日から賃貸契約解約日までの間に火災などがあった場合、保険金が下りません。

月の半ばで解約したときに保険料(解約返戻金)が戻ってくるかどうか、計算は日割りかどうかについては契約内容によって異なりますので、確認しましょう。

また、別途駐車場や駐輪場を借りている方は、こちらも忘れずに解約を…。特に外部の駐車場を借りていた場合などは、忘れないように気を付けましょう。

【5】転校手続き

小学生や中学生の子どもがいる場合は、引越し前の旧居にいるうちに、通っている学校から在学証明書、教科書給付証明書をもらう必要があります。公立小中学校へ転校する場合の一般的な手続きの手順は、以下リストの通りです。

[ 1 ] 転校が決まった時点で、その旨を学校へ伝える
[ 2 ] 引越し先が決まり次第、元の学校で「在学証明書」「教科書給付証明書」を受け取る(引越し先が決まったらすぐに)
[ 3 ] 事前に、引越し後に転入する学校を役所で確認する
[ 4 ] 転校先の学校へ連絡し、転校手続きの日程を決める
[ 5 ] 引越し後14日以内に、引越し先の役所に転居届または転入届を提出する
[ 6 ] 引越し先の役所で、学校教育に関連する課に「在学証明書」を提示して「転入学通知書」を受け取る
[ 7 ] 転校先の学校に「在学証明書」「教科書給付証明書」「転入学通知書」を提出する

転園手続き

保育園に通う子どもがいる場合は、引越しが決まったら今住んでいる自治体の窓口と新居の自治体へ相談します。保育園は、受け入れの人数制限もあり希望の保育園へ転園できるとは限らないため、早めの相談が必要です。

なお、保育園と違って幼稚園では、就労証明書や所得証明書を求められることはありません。また、私立の幼稚園と自治体が運営する公立の幼稚園では手続きが異なるので、事前に確認しましょう。

賃貸物件から退去するときの流れ

執筆者:ちばPMA相続サポートセンター S.Y

退去日から逆算して余裕のあるスケジュールを組みましょう。 2024. 5. 27

※上記、掲載内容は投稿時点でのものです。情報改定や法令改定等により、掲載情報が変っている場合がありますので、ご確認をお願い致します。

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