賃貸物件から退去するときの流れ ④
賃貸物件から退去するとき、どのようなスケジュール・流れで進めたら良いのでしょうか?
今回は4回目です。
【6】郵便物の転送届
郵便局の転送サービスを利用すると、旧居に自分宛てで届いた郵便物を1年間は新居に転送してもらえます。
受付完了から情報登録までに3~7営業日かかるので、7営業日前までには手続きしておきましょう。
郵便局か、ネットで申請できるe転居、またはポストへの投函で手続きできます。
転送してもらえる期間は引越しから最大で1年間になります。
この期間中に届いた郵便物のうち、通販やクレジットカードなどの各種会員や会社で登録している住所といった重要なものについては、住所の更新を行うようにしましょう。
【7】転出届の提出
住民票を移すため、旧居の役所で転出届を提出します。
転出届を出すと「転出証明書」を受け取ります。
新居の役所で転入届を提出するときに必要ですので失くさないように注意しましょう。
転出届・転入届はいずれも引越し日前後2週間以内に提出しなければなりません。
【8】引越しの準備をしっかりする
引越しは計画的に進め、業者の手配は早めに行っておきましょう。
引越しの多い時期であると、予約が取りにくい場合もあります。
特に年度末は新生活に向けた準備を始める人が多く、9月頃は人事異動や転職が盛んで引越しをする人が多いため注意が必要です。
引越しで発生したごみを捨てるスケジュールについても、事前に考えておく必要があります。
引越しを進める日取りとごみの収集日のタイミングが合わない場合もあるため、収集日以外にごみを処分する方法があるかどうか、自治体に問い合わせてみるとよいでしょう。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター S.Y
最近は希望通りの日程で引っ越しできず、引っ越し難民という言葉もよく聞きます。
家賃も余計にかかってしまう場合もありますので、早めに引っ越し業者に連絡しましょう。
2024. 6. 10
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