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相続クイズ⑯ 特別寄与料制度

特別寄与料制度により、特別寄与料を取得した場合、特別寄与者にかかる税金は次のうちどれでしょうか?

①所得税

②相続税

③贈与税

執筆者:ちばPMA相続サポートセンター K.N

答え ②相続税(但し2割加算)

特別寄与料制度は、2019年から設けられた新たな制度です。

これまで、相続人以外の人が、被相続人の療養看護等を行った場合、財産が受け取れませんでした。

例えば、配偶者の親の介護をしたり、いとこに代わって近くに住んでいる伯父や伯母の面倒を見たりしたのに、相続人でないという理由で1円も遺産をもらえなかったという場合です。

特別寄与料制度は、こうした人たちがそれぞれの貢献度に応じて金銭(特別寄与料)を請求できる制度です。

特別寄与者(特別寄与料を請求できる人)は、特別寄与料を被相続人から寄贈により取得したものとみなして、相続税の課税対象となります。

また、特別寄与料を取得した寄与者は、相続税の2割加算の対象となります。

 2024.10.26

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