共働き夫婦が住宅ローンを組むには?④
収入合算契約(連帯保証型)
続いて、収入合算契約のうち、「連帯保証型」の仕組みと特徴を見ていきましょう。連帯保証の基本的な仕組みは、連帯債務と同じであり、債務者が1人である点にも違いはありません。
もっとも重要な違いは、夫婦の一方が連帯保証人になり、「債務者が返済しなかったときに初めて返済義務が生じる」という点にあります。
連帯保証型についても、4,000万円の融資を受けるケースを基に、具体的な特徴を見ていきましょう。
連帯保証はあくまでも夫婦の一方が債務者となるため、もう一方が住宅ローン控除を利用したり、団信に加入したりすることはできません。また、借り入れた分の名義をとれない点は、連帯債務との違いの1つです。
実のところ、連帯保証は連帯債務と比べてこれといったメリットがなく、どちらか迷ったときには、それぞれが住宅ローン控除を利用できる分、連帯債務型のほうが安く済むケースは多いです。
ただ、連帯債務型を取り扱う金融機関は少ないので、選べるプランの多さから、連帯保証の方が適しているケースもあります。
※ホームズより抜粋
ほかの選択肢については、次回ご紹介します。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター Y.S
連帯債務型と連帯保証型と違いをよく確認したほうがいいですね。
2024. 12. 26
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