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署名と印鑑②

署名をする時に印鑑を押す場面も多いと思います。

よく耳にする、「認印」と「実印」ですが、どの様な違いがあるのでしょうか。

実は、認印も実印も基本的には契約の効力に差はないのです。

ほとんどの契約は意思表示によって効果が発生し、契約書はあくまで後日に備えるための証拠書類だからです。

ただ、本人が間違いなくその文書を作成したという事を担保するために、本人しか持っていないはずの実印を印鑑証書とセットで要求することは、契約などではよく行われています。

そして、特別なケースとして、不動産取引や自動車の購入、遺産分割協議などでは実印が必要になります。

これらは、本人の意思であり、本人であることを証明するために、実印の押印義務と印鑑証明書の提出が法的に義務付けられているのです。

執筆者:ちばPMA相続サポートセンター K.N

女性でも実印が必要なのか、と思われる方もいると思います。

私は、父が亡くなった時に遺産分割協議書に実印が必要だったため、慌てて作ったことを思い出しました。

いざという時に慌てないために、どういう場面で実印が必要なのかを確認しておくといいですね。2025.2.1

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