サービスルームとは?
物件情報の間取り図で、「1SLDK」というように、「S」と表記されたスペースがあるのを見たことはありませんか?この「S」と記載される空間は「サービスルーム」と呼ばれるもので、さまざまな用途に使える便利なスペースでもあります。
サービスルームは、建築基準法で規定される居室に該当しないスペースで、おもに採光や換気などの条件を満たしていない空間とされています。通常の部屋としても使えますが、サービスルームでは窓・換気口・コンセント・空調の取り付け口など、一般的な居室にある設備が省かれていることもあるので注意が必要です。
納戸や書斎も、サービスルームと同様に、建築基準法で定める居室の条件を満たさないスペースを指します。名称が異なるのみで、納戸や書斎も、サービスルームと同じ空間に該当します。例えば住居全体の和洋などの様式に合わせて、便宜上呼び名を変えているだけで、いずれもサービスルームとの違いはないと考えて問題ありません。
サービスルームの活用例として代表的なのは、収納スペースですが、他にも書斎やワークスペース・趣味スペース・家事室・キッズスペースなどに使う方法もあります。荷物の保管はもちろん、ちょっとした作業スペースにも利用できます。

執筆者:ちばPMA相続サポートセンター M.H
サービスルームは、設備面が省けれていることもありますが、収納、家事室、ワークスぺースなど様々な用途に活用できます。より快適な使い方を検討してみてください。25.2.7
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