割印と捨印①
普段、みなさんがよく口にする「割印」ですが、実際には、
◎契印
◎消印
◎割印
の総称になります。
①「契印」とは
ホチキスや袋綴じされた複数ページの文書が一体のもの(分離できないもの)として作成されたことを裏付けする証明方法の一つです。
1)当該文書に署名捺印した者が使用した印鑑と同一の印鑑を
2)ページ間であればどこでも
・ホチキス留めの場合は、見開き部分に両ページにまたがるように
・製本された契約書の場合は、表紙か裏表紙のどちらか1箇所
3)複数人が契印する場合には、契印の順番などは関係なく、全員分の契印があれば可
4)印鑑の中の文字が写らず、印鑑の淵のみは不可。(その場合は上下の余白に再度契印すれば可)

執筆者:ちばPMA相続サポートセンター K.N
契印は、後からページを抜き取ったり差し替えるなどの不正防止になります。2025.3.22
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