安心して買える中古住宅の見つけ方
中古住宅を選ぶときは、「建物の欠陥はないのか」「安心して住めるのか」という不安がつきものです。でも、最近は国の方針もあって中古住宅の安全性がわかりやすくなっており、住まい選びの幅が広がっています。情報を知るのに何をチェックすればいいのかをご紹介します。
建物の状況をチェックする「建物状況調査(インスペクション)」
国の登録を受けた講習を修了した建築士が中古住宅の調査、物件の状況をチェックします。調査内容は、構造耐力上の安全性に問題のある可能性が高い劣化事象等、雨漏り・水漏れが発生している、又は発生する可能性が高い劣化事象等になります。調査項目は下記になりますが、非破壊 目視点検になります。

住宅の不具合の有無を明らかにし、状況を把握した上で取引でき、取引後のトラブルを抑えられる、購入後、調査結果を参考にリフォームやメンテナンスができます。又、建物状況調査(インスペクション)が行われている等、いくつかの要件を満たした中古付き住宅に対して国が一定の品質をもった中古住宅のであることを証明する安心R住宅と認定されます。

建物状況調査(インスペクション)は誰が手配するのでしょうか?
建物状況調査(インスペクション)を、専門家に依頼するのは一般的には売主からの申し入れで不動産会社が手配するケースが多いですが、購入検討者が依頼することも可能です。調査結果を購入するかどうかの判断材料にすることができます。なお、購入検討者が建物状況調査(インスペクション)を依頼する場合は、事前に売主の承諾が必要になります。

執筆者:ちばPMA相続サポートセンター M.H
中古住宅を選ぶ時には、建物状況調査(インスペクション)が行われていると安心です。25.7.11
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