相続クイズ23 どの士業に頼めばよいのか
問題. ずいぶん昔に取り壊した建物の滅失登記をしておらず、土地を担保にお金を借りることができませんでした。
この場合、どの士業に依頼したらよいでしょうか?
A. 司法書士
B. 行政書士
C. 土地家屋調査士

答. C 土地家屋調査士
登記に関することと言えば、司法書士が思い浮かびますが、司法書士は所有権などの「権利にかかわる登記」が業務です。
不動産の登記情報は、
「表題部」・・・所在や地番・家屋番号・面積・用途などが記載された部分
「甲区欄・乙区欄」・・・所有権や抵当権といった権利関係及びその権利者の氏名住所など、権利にかかわることが記載された部分
に分かれています。
建物の滅失登記など「表題部」にかかわる登記は、土地家屋調査士の業務となります。
行政書士は、都道府県や市町村への書類提出の際などにお世話になる士業で、「農地転用の届出」などがこれにあたります。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター K.N
誰に依頼したらよいのかわからず、相続や不動産のトラブルになる前に、ぜひ弊社までご相談ください。 2025.8.2
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