賃貸物件の借り方ガイド⑧
株式会社LIFULLが物件の借り方ガイドについて記事がありましたので、ご紹介します。
引越しをするときにはガスや水道など、さまざまな住所変更手続きをする必要があります。
「引越しで住所変更手続きが必要なのはなぜ?」
「住所変更手続きはどうやってするの?」
そんな悩みを抱いている方のために、住所変更手続きが必要なものを分野別にご紹介します。
住所変更手続きリスト①公的手続き(転入出、保険、年金、印鑑登録など)
転出届
引越し前の市区町村の役所窓口で手続きを行います。引越しする14日前からできます。また、後でご紹介する転入手続きも引越し後14日以内に併せて完了させる必要があります。
✔ 必要なもの
・身分証明書(運転免許証・パスポートなど)
・印鑑
◆転入届
引越し先の市区町村の役所窓口で手続きを行います。
✔ 必要なもの
・転出証明書
・身分証明書(運転免許証・パスポートなど)
・マイナンバー通知カード、もしくはマイナンバーカード
・印鑑
引越ししてから14日以内に行ってください。遅れると5万円以下の過料がかかる恐れがあります。
◆転居届
同じ市区町村内での引越しの場合は、「転居届」の手続きを役所窓口で行います。
✔ 必要なもの
・身分証明書(運転免許証・パスポートなど)
・マイナンバー通知カード、もしくはマイナンバーカード
・印鑑
転入届同様、引越ししてから14日以内に提出する必要があります。
◆国民年金・国民健康保険
国民健康保険は引越し前の役所で資格喪失の手続きを行い、引越してから14日以内に引越し先の役所で加入の手続きが必要になります。資格喪失手続きには国民健康保険証と印鑑が、加入の手続きは本人確認書類、転出証明書、印鑑が必要になります。国民年金は、引越し先の役所での住所変更手続きだけで大丈夫です。
ただし、会社員の場合は会社の年金・健康保険に加入しているため、基本的にこの手続きは必要ありません。
◆印鑑登録
市区町村の役所窓口で手続きを行います。期限はありませんが、他の手続きで必要となることがあるため、早めに手続きしておきましょう。転入届を出すのと一緒に済ませておくことがおすすめです。
✔ 必要なもの
・本人確認書類
・登録する印鑑
◆パスポート
パスポートの「所持人記入欄」に書いてある前の住所に二重線を引いて、新しい住所を記入します。「所持人記入欄」以外のページに書き込みをすると入国審査のときにトラブルになる可能性があるため避けましょう。引越しで住所が変わるだけなら自分で住所を書き換えるだけで、窓口に行くなどの手続きは必要ありません。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター Y.S
引っ越しをした後に、元の役所に届けを出しに行くのは大変なので、あらかじめ転出届は出しておいた方がよいですね。
2025. 08.25
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