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賃貸住宅に必要な保険について②

株式会社LIFULLが賃貸住宅に必要な保険についての解説記事がありましたので、ご紹介します。

火災保険とは?

賃貸物件では、失火の場合でも過失がなければ、部屋を借りている側に建物そのものの賠償義務は発生しません。

そのため賃貸住宅における火災保険とは、火災などで居室の家財などが燃えてしまった場合に、自分への補償のために加入する保険です。端的に家財保険と呼ばれることもあります。

火災保険の家財に対する補償額は、部屋の広さや家族の人数に応じてあらかじめ保険会社が定めている目安金額を参考にした「簡易評価」で決められています。

単身世帯では300万円程度、2〜3名の家族なら1,000万円程度が簡易評価の目安です。「家財に対するこだわりがない」あるいは「高価な家財がない」という人は、これほど高額な補償に入る必要はなく、200万円もあれば十分とえいるでしょう。

なお、火災保険で補償を受けることができるのは1つの家財について100万円までです。30万円を超える貴金属や美術品などは「明記物件」と呼ばれ、あらかじめリストアップして保険会社に申告しておく必要があるため注意しましょう。

賃貸住宅に必要な保険について

執筆者:ちばPMA相続サポートセンター Y.S

火災保険というと建物にかかる保険と思われがちですが、賃貸時の火災保険は家財保険になります。家族が多いと家財も増えますので、家族構成に応じてプランを選ぶことをお勧めします。

2025. 12.05

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