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生命保険契約を確認する方法・生命保険照会制度

親と同居している親族であれば、ある程度、親の保険契約を把握することができますが、別居していて且つ親の資産相続について普段からコミュニケーションが取れていない親族が、いざ相続発生後に何も書類が残っていない状況で、生命保険契約の有無を調べるにはどうすればいいのか?

 

この様な状況に利用できる「生命保険照会制度」をご紹介します。

 

 

◆生命保険照会制度とは…

 

国内で営業する生命保険会社の全てが加盟する一般社団法人 生命保険協会が運営している保険契約の照会制度です。

2022年9月時点で42社の保険会社が加盟しています。

 

その為、どの保険に加入していても国内で営業する保険会社の保険であれば、全て照会により調べることができるというわけです。

 

 

・照会制度を利用できる人は…

 

① 被相続人の法定相続人・法定代理人・遺言執行者

② 家族に認知症が発症した時は、照会対象者の法定代理人、任意代理人、三親等以内の親族

③ 災害救済法適用地域で被災し死亡、消息不明時は、照会対象者の配偶者、親、子供、兄弟姉妹

 

 

・費用や手続きについて

 

照会制度の利用は3,000円税込/回が必要です。(災害時は無料)

申込はインターネット又は郵送により申請します。

※電話やメール等による対応は行っておりません。

 

必要書類を揃え、生命保険協会に提出後は加盟している各保険会社へ保険契約の有無を照会をし、保険契約があれば、その旨が生命保険協会から照会者へ連絡がいきます。

 

照会結果は、あくまで保険契約があることだけを回答する形の為、その後の手続きは申請者自ら契約保険会社と連絡を取り、所定の手続きを行う流れとなります。

 

 

執筆者:ちばPMA相続サポートセンター 佐藤 浩之

 

親側も子側も普段から家族でコミュニケーションを取り、万一の時には何がどこにあるのか? 本人の意向などもエンディングノートに纏めるなど、家族の絆を意識しましょう。

 

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※上記、掲載内容は投稿時点でのものです。情報改定や法令改定等により、掲載情報が変っている場合がありますので、ご確認をお願い致します。

 

 

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