ISRコンサルティング管財

一戸建ての維持管理 2

国が平成26年3月に示した「中古戸建て住宅に係る建物評価の改善に向けた指針」では、「木造戸建て住宅の躯体は、防蟻処理や防水・防湿が適切に行われていれば、蟻害や腐朽が発生せず、長期間にわたって機能を維持することが可能である」としているとともに、「内外装・設備も、補修等が適切に行われることによって、使用価値が回復・向上する」としています。

つまり所有者自身が、一戸建て住宅の維持管理を計画的に行う必要があります。

 

では、点検のポイントをご紹介します。

屋根の点検と補修

屋根は、材料の耐久性に問題がなくても、風雪、地震などによりずれたり、壊れたりすることがありますので、定期的な点検だけでなく、自然災害の後にも点検をすることが望ましいです。屋根の点検時に一緒に雨どいの排水口のつまり等の点検も忘れずに行いましょう。

しかし、屋根に上って点検することは危険ですので、専門家の協力を得るのが良いでしょう。また、屋根の不具合を発見したり、塗装や材料の耐用年数が近づいた場合は、全面塗装やふきなおしなどの補修を行うようにしましょう。

 

外壁の点検と補修

 

外壁は、雨などが壁の中に侵入しないよう、外壁材にひび割れやはがれなどがないかなどを点検します。また、塗装や材料の耐用年数が近づいた場合は、専門家と相談し、シーリング(外壁材の継ぎ目に用いられるゴム状の材料)の補修、外壁のひび割れの補修・再塗装や外壁の張替を行うようにしましょう。

 

一戸建ての維持管理 2

執筆者:ちばPMA相続サポートセンター M.H

一戸建て住宅の場合、維持管理は難しいので建物を建てた工務店や、ハウスメーカーなどの建物専門家に相談にのってもらいながら行いましょう。

2024.3.28

 

 

※上記、掲載内容は投稿時点でのものです。情報改定や法令改定等により、掲載情報が変っている場合がありますので、ご確認をお願い致します。

 

特典プレゼント付!PMA相続メルマガ登録はこちら

ISRコンサルティング管財をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む