なぜ相続対策が必要なのか? 

相続対策をするためには、具体的にどんな事柄に対して対策が必要なのか?その大枠は3つに分かれます。資産の多い・少ないや種類、相続人数によっても個々の家庭に対する相続対策の方向性は変わってきます。

 

<3つの相続対策とは>

相続対策と聞くと、節税の手法を思い浮かべる人も多いと思いますが、じつは相続対策をして行くうえで、なんと節税は重要度が最下位です!では、3つの対策の概要について見てみましょう!

 

分割対策

まず先に最も重要度が高い、財産を上手く分けられるか?という問題です。現金なら1円単位で簡単に分けられますが、不動産はどうでしょう?家を3等分?なんで訳にはいきませんね。自分の亡きあと子供達が争うことなく公平に分けるにはどうしたらいいの?に対して具体的な対策を講じていくわけです。

 

納税資金対策

相続税は、相続発生(被相続人の死亡)から10ヶ月以内に現金一括納付が原則です。現実的にイメージしてみて下さい。悲しみと共に、葬儀や初七日、49日、初盆などの法要が続き、半年くらいあっという間に過ぎてしまいます。その時点で現金を多く保有していればいいのですが、資産の割合が現金2割・8割不動産なんていう資産状況の方はどうしますか?家族が住む自宅不動産を売却?などの問題が生じる為、事前に対策を練っておく必要があるわけです。

 

節税対策

最後に、いかに無駄な税金を払わないように節税していくかという対策です。なぜ重要度が最後?と感じる方も多いと思いますが、いくら税金が安くなったとしても、分割対策を疎かにするあまり、誰がどの財産を相続するのかで各相続人間で争いが生じ、裁判にまで発展してるケースも毎年増加しております。結果、家族がバラバラになってしまっては元も子もありませんよね。

上記3種類の対策をするうえで前提となるのが、まずは相続財産の全体を把握し、その財産を相続税法上のルールに適合する評価をする必要があります。次回のコラムでは、対策するうえでの準備についてふれてみたいと思います。

 

相続支援コンサルタント 佐藤 浩之

 

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