わかりやすい相続対策 ②相続財産の評価3-8

第3 財産の評価について-8

自分の所有する実態財産としての土地権利は、どの部分が対象なのか?現状では隣家のブロック等でわかっていても、権利の堺を正確に把握しなければ対象財産のもれが生じます。では正確な土地権利を確認するには・・

 

土地の権利を明確にする公図とは?

土地の権利を明確に把握するには公図で現状との位置を照合して確認する必要があります。公図とは下記のような図面です。

 

 

 

公図の取得方法

公図を取得するには地方法務局に出向き、450円の収入印紙を納めると取得できますが、まずは取得したい公図の地番(チバン)を把握しておく必要があります。地番とは土地に付いている住所のようなものです。家屋は住居表示と呼びます。尚、地番を忘れた場合には、法務局にブルーマップという動態地図がありますので、そこに地番が記載されています。地番が解らない方はこちらを利用して公図を取得することになります。

 

公図の活用方法とポイント

公図には地番が記載されていますが、1つの地番が1人の所有とは限らず、5つの地番に跨って家が建っていたりします。また1つの地番を筆(フデ)といいます。5つの地番を所有していれば、所有権は5筆となります。また、1筆を2つに分けることもでき、これを分筆(ブンピツ)といいます。逆に複数筆を1つに纏めることを合筆(ゴウヒツ)といい、相続等で土地権利を明確に分けたいという場合は分筆を行います。

 

公図の地番をもとに、隣接している土地の所有者(登記名義人)を調べることもできます。これには同じ法務局で登記申請書に当該地番を記載して600円の収入印紙を納めれば、他人の土地権利も調べられてしまうというものです。経験ありますか?不動産会社から突然ダイレクトメールが届いた!なんていう方・・・

相続支援コンサルタント 佐藤 浩之

 

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