人気のリノベーション、そのための事前準備とは?
つい先日まで放送していたテレビドラマの影響、
というわけではないでしょうが、中古マンションの
リノベーション需要が高まってきているそうです。
割安な中古を購入して、自身のライフスタイルに
合った間取に変更することで、経済的にも安心、
そして新築同様の設備で暮らせることは大変
魅力的です。
更に、古い物件ほど中心部の良い立地にあることも…
その中で、リノベーションのニーズは「高齢者層」
が多いそうです。
「バリアフリー」や「終の棲家」、郊外の戸建
よりも鍵一つで戸締りできる都心のマンションへ。
そんな一方で、高齢者所有の自宅をリノベーションする
際の問題もあります。
「認知症の母を介護するため、母の自宅を
リノベーションしたい」
そのような希望も、自宅の名義が母になっている
場合、リノベーション工事を発注するためには
「母の判断能力」と「費用支払い」が問題と
なってきます。
母が自分のお金を使って自宅を改装してほしい、
と考えていたとしても、いざ認知症を発症して
しまったら、自宅や預金の名義人ではない息子さん
では簡単に実行することはできないのです。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター K.N
この様な願いをかなえるために、判断能力がある
うちに『家族信託』をしておきましょう。
将来、自宅のリノベーションを任せたいご家族に
信託しておけば、認知症を発症した後の
リノベーションは、受託者となった家族の判断で
スムーズに行うことができます。
2022.10.29
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