遺言書の付言事項(ふげんじこう)とは
コロナウィルスの流行で、遺言書を作る人が増えた
そうです。
コロナウィルス以外の病気でも、入院しても面会が
できない場合が多くなってしまった現在、「いつかは
遺言作ろうかな」と思っていた人が、コロナウィルスを
機に作る、といった感じでしょうか。
遺言書を作るにはもちろん、自分自身の財産の把握、
その財産がいくらになるかの評価、その財産をどの
ように分けるのか、といった事を考えていかなけ
ればなりません。
しかし、その他にも大切なのが「付言事項」を
残すことです。
「付言事項」とは、言い残したい文章を遺言書の
最後に書くことです。
何を書いてもよく、文字数の制限などもありません。
例えば、遺産分けの理由はもちろんですが、どんな
葬儀にしたいか、ペットの世話を頼みたい、死後の
SNSの取扱いなど、好きな内容を書くことができます。
法的拘束力がありませんが、相続争いを防いだり、
遺言についての不満を和らげる効果があるといわ
れています。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター K.N
遺言書は家族への最後のメッセージです。
ご家族に対しての「願い」や「思い」をご自分の
言葉で書き残しておくことをお勧めします。
2022.10.8
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