自筆証書遺言の方が大変な理由③
自筆証書遺言の作成には、考える以上に手間と時間がかかります。
その2 文章を間違えない為の準備や、間違えたときの訂正が面倒
自筆証書遺言の内容を間違えないように、まずは下書きをするのに時間がかかります。
そして、それを間違えないように写していくときに、もし文字を間違ってしまった場合は、次の方法で訂正する必要があります。
①訂正箇所に二重線を引きます。修正テープやペンで塗り潰さないようにしましょう。
②正しい文言を書きます。
③訂正印を二重線の近くに押します。元の文字は見えるように押しましょう。 訂正印は署名の横で押したものと同一の印鑑を用いましょう。
④遺言書の末尾、あるいは訂正箇所の近くに訂正した内容を「2字を削除、4字加入」などと書き、署名します。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター K.N
自筆証書遺言書は、民法に定められた最低限守るべき要件を満たしていないと、せっかく作成しても無効になってしまいますので注意が必要です。 2024.6.15
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